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日本の美術市場が不透明な原因のひとつは、美術品の価値の不透明性にあると言われています。美術品の売買の場合、画廊やディーリング会社を通して行われることがほとんどです。ディーリングの世界では、常にクライアントとの間に利益相反の懸念があります。一般の方が、美術品に関する専門知識を持つ業者と、ディーリングの場で対等に渡り合うことが困難だからです。そうした際に、顧客目線で美術品に関する専門知識を提供するのがアートコンサルタントです。
また、美術品の時価査定業務のほとんどが、美術品のディーリングを本業としているか、あるいは間接的にディーリング業務に関与している業者によって行われています。
ディーラーとしての立場で行われる評価査定業務には、売り手・買い手としての意識が働くことから、常にクライアントとの利益相反が懸念されます。
美術品の公正な評価額は、売り手・買い手の双方に中立なスタンスにある査定業者が算出することによってのみ可能になります。
美術品の販売や買い取りを行わず、コンサルティングフィーによって運営されるアート・コンサルティング・ファーム(ACF)が、中立した第三者機関として公正な評価額を算出するとともに、お客様の最大利益を追求した美術資産の運用を提案しています。
アート業界は、基本的に、画廊、ギャラリー、オークションハウス、百貨店外商部・美術部、プライベートディーラーなどの販売チャネル、そして美術館、企画業者、修復家、展示業者などの専門業の集合体で構成されています。実際に皆様が作品を保有すると様々なニーズが発生するのに、どこで相談したらよいかわかりません。つまり、抱えたニーズに対してとりあえず相談ができるホームドクターのような場所がなかったのです。
そのようなあらゆるニーズに対して、顧客の立場に立ち適切な助言とソリューションを提供できるオールインワンの相談窓口が必要になってきます。その窓口がアート・コンサルティング・ファームです。
美術品を保有するメリットは、作品を展示できるということです。その展示も、戦略次第で所有者に様々な形でメリットをもたらしてくれます。当社では、展示の戦略的なアイデアの案出に加え、経験豊富な美術館学芸員による展示企画、美術館展示を専門に行う展示技術者により、高品質で斬新な展示提案をいたします。
また、資産として美術品を見た場合、様々な戦略により金銭的、税制的なメリットをもたらしてくれます。当社では、独自の美術資産の内容分析、そして提携する会計士による綿密なサポートにより、顧客の美術資産をお守りします。
アート・コンサルティング・ファームは、美術全般に関する高度な専門知識により、顧客に多面的で戦略的な助言サービスを提案いたします。
当社は、日本初の総合的アートコンサルティング会社として発足以来すでに15年。その間、官庁、上場企業をはじめとするクライアントとの間で豊富な実績を積んできました。その実績はお客様に信頼性という安心感を、豊富な経験は質が高く戦略的なスキームとしてお客様にメリットを提供したします。