美術品に関する新しい減価償却制度を利用した、美術品投資の3つのメリットをご紹介します。
メリット 1展示効果
他の資産と比べて、美術品には展示ができるという特性があります。
美術品展示は、職場環境の向上、ステータスの提示、顧客満足度への貢献、広告宣伝など、様々な目的に利用できます。また、展示を戦略的に行うことにより、展示効果を著しく高めることも可能です。
メリット 2節税効果
今回の減価償却制度の改正により、100万円未満で購入した美術品を減価償却資産として取り扱うことが可能になりました。絵画の場合の償却期間は基本的に8年間とされますが、その間の税負担のキャッシュアウトをセーブでき、企業のキャッシュフローに大きく貢献します。
メリット 3減耗しにくい(値上がり期待)
そもそも美術品は非減価償却資産として取り扱われています。それは、時の経過によりその価値が減少しない資産と考えられているからです。それどころか、時の経過により作品価値が上がる(つまり値上がり)場合もあります。
購入した美術品の価値が減耗しなかった場合、減価償却後には、購入価格分の残価を保有していることになります。それは、いざという時の、企業にとっての大切な隠れた預金にもなります。